耳鳴りおやじの日記
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| 2004年05月11日(火) |
物には心があるという心 |
昨日、テレビを見ていたら面白いことを言っていた..
”日本人はロボットに心があると感じている..アトムが良い例だ”
これはもともと、日本人が物に心があり、大切にする習慣があることに繋がっているということらしい..
アメリカ出身のタレントが言うには”ロボットに心なんかあるかあ”
日本人は、二足歩行のロボット作成にこだわるらしいが、ロボットを人間にみたてるからかもしれない..
以前、研究室のMさんが、”なぜ、ここで熱を加えるのですか”と質問したときに、ボスがふざけて”熱を加えるとびっくりするからだよ””そうですか!” 納得する方も納得する方だが、実験を続けていくと扱う物に愛着が湧き、日本人は心があるように思えてくるのかもしれない...
アメリカ人は実験が下手と言われるが、実験の失敗が材料にあると考えるからではないのかと思える..
たとえ、売れなくても良い物ができれば満足するという心は、大和魂かもしれない..良い物をつくれば、作品は自分に微笑んでくれると感じるからかもしれない..
研究者の作品は論文だが、さすがに論文に心があると考える人はいないだろう..しかし、こだわりを持って論文づくりをしたいものだ..そうすれば自分の財産になる気がする..
...なんて難しい話をすると、疲れる...
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