耳鳴りおやじの日記
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2004年04月18日(日) 信頼される人材とは?

ここ10年くらいで感じている事は、学力偏重教育で軽視されつつある領域だ..

 大学院博士課程の学生は非常に優秀だし、学力も申し分ない...しかし、明らかに回りから信頼される学生とそうでない学生がいる...また、研究業績が優れていても、好意的に受け取られる人とそうでない人がいる..

 これは一般的には性格の違いとして処理されているが、教育現場でしっかり教育すべきことだと感じる...

 そのテーマとは、人権意識、倫理感、自己管理能力だ...この意識が強い学生は多少、学力がなくても信頼される傾向にある...

 これは何故か、学校教育であまり強調されない...しかし、すべての社会人が持つべき資質だと感じる...

 教授のセクハラ、アカハラの多発はこのような分野を軽視した結果だろう...

 このような内容は、大学の学部教育で行う必要があると強く感じる..受験を終わった学生たちが社会に出る前に必ず、身につけて置くべき素養だと感じるからだ...

 大学では専門科目、専門基礎科目が重んじられる傾向にある..しかし、人間としての素養に関することは、新たに”修学基礎”といった領域でしっかり行うべきである...

 こんな偉そうに言っても私も素養はないが、近いウチにうちの大学にこの
”修学基礎”領域の論議を提案したいと思う..

 こんなおやじに言われたら、他の親父連中もいやだろうなあ....
まあ、それが目的だけど...(って終わったらいけないんですよね、A先生....)


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