耳鳴りおやじの日記
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2004年04月14日(水) 専任のいない研究室

普通、大学というのは専任教員が研究室にいるもんだ..しかし、大学の経費節減で専任がいない研究室があると聞いた..

 そこでは、その研究室の担当する授業は必修である..それにも関わらず、専任がいない..

 非常勤の先生だけで行っているため、年度始めの授業ガイダンス資料は非常勤が作っているらしい..それもボランテアで..

 この事情を考えると、我々の分野は必修とか選択とかそういうことではない気がする..我々の分野以外の教員に専任の必要性や分野の重要性を説得できることが重要である気がしてくる..

 大学側の責任も大きい..安易な人事を繰り返した結果であるとも言える..

 大学人として昇任は重要な事だが、大学側も教授まで昇任できそうな人事をしなくては、本人にとっても不幸なことである..それでは飼い殺しである..

 最近の大学の状況や学内の折衝を通して感じることは、大学も特徴を出すとか言っていながら、結局のところ、他の大学の追随に過ぎない場合が多い..

 そういう意味では教員だけでなく、事務サイドの能力も問われてくる気がする..

 私?私はおやじだから昔からマイペースです..言いたいことを言い、やりたいことをやっているだけです(そんなやつから辞めろって声が聞こえてきそう..)


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