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■母の手術
2008年06月06日(金)
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母が白内障の手術を受けるので、仕事を休んで栃木の実家に帰った。

手術自体は15分ぐらいで済んでしまう簡単なものだけれども(事前洗浄などを合わせると2時間ぐらい)だが、母が思いっきりびびっていたので付き添うことにしたのである。

「やっちゃん(僕の弟)がいるからわざわざ来なくていいよ…」

と母は言うが、昔ある病気で手術を受けた時は僕は付き添えなかった。結果的には全快したのだが手術の最中はちょっと危ない状態になってしまった、ということを後から聞いて、ずっとそのことが引っかかっていたのである。

前日の夜に実家に帰り、娘・R(4才)と息子・タク(2才)による

Rとタク
「おばあちゃん、がんばって〜」

との応援動画と新井薬師の眼病治癒のお守りを見せるとやはり喜んでくれた。こういう小道具を用意させたのは嫁。僕は「大丈夫だんべか」と思うばかりで思い付きもしなかった。よくできた嫁である。

当日、母に僕と弟が付き添う水戸黄門フォーメーションで病院へ。母が手術室へ入って終わるまで約2時間。ドライバーの弟は一旦家に帰り、僕が待っていた。

やがて眼帯をあてた母がひょこひょこ戻って来たので手を貸す。

「あはは、洗浄とか1時間ぐらいやってたけど、大したことなかったね」

今日は右目で来週に左目の手術が残っているけれども、1度目を終えたことによりだいぶビビリもなくなったのではないか。

術後の医者の説明を一緒に聞く。

「また明日来ていただいて、今日は眼帯ですけれども、明日からは眼鏡をかけていただきます」

なるほど、アイパッチ時代のタモリからサングラスのタモリになるようなものだな、と思った。

手術後憔悴し切った状態でもなく、これならば…と僕自身も安心して帰りの電車にゴトゴトと揺られながら帰ったのであった。

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