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←こちら僕の実家にはエレクトーンがある。母が趣味で買ったもので40万もした。
「おばあちゃん、体ぼよんぼよん」
と娘・R(4才)に言わしめたぽっちゃり(控えめな表現)体型の母が弾くさまは、まさに豚に真珠エレクトーンなのだがそれは言わぬがフラワー。
「Rちゃん、せっかくだからやってみよっか」
実家にいる時、嫁が娘・R(4才)を弾いてみるように誘っていた。
「やる〜」

エレクトーンに目新しさを感じたのか、Rはすぐ飛びついた。ウチは貧しいのでアンパンマンのおもちゃキーボードしかないのだ。
2オクターブぶんの鍵盤しか弾けず、7オクターブの声域を持つマライア・キャリーに余裕で負ける。嫁はいつも僕のまぐわい要請を断るのでマラ嫌キャー…リー…。
「レーミーレー、はい、レーミーレー」
嫁がテキストを引っ張り出してきてRに教える。それを聞きつけた息子・タク(2才)が隣の部屋から走って来て
「みふぁみふぁそらそら、そらしどー!ぎゃははははは!」
「どどどどど」という絵本の本文を叫び、また隣の部屋へ走り去って行った。この子は頭が良いのかおバカなのか未だ分からぬ。
僕もテキストを一冊手に取ってみた。茶色に変色し、メモがたくさん書かれた古いテキスト。
「それ、お前が使ってたやつだよ」
と母が言った。
「あ、そういえば」
僕は幼稚園の時エレクトーンをやっていたのである。その時使っていたのがこれか…と改めて見てみたが、楽譜まるで読めない。こんなオタマジャクシみたいなのを読んで音にしていたなんて信じられない。
今の僕ではオタマジャクシといえば、生殖の際に必要になってくる例のアレしか連想できず、そしてエレクトーンじゃなくてエレクチオーンしている毎日である。30年の時の流れは残酷である。
あの頃の技はもう取り返せないけれども
「ちょっとパパも弾いてみよっかな…」
久しぶりに鍵盤に触れようとしたら
「だめ!」
Rに怒られてしまったので指を咥えて眺めることにした。
「はい、よくできましたー。じゃあ練習おしまい」
しばらくすると嫁がそう言ってテキストを自分のバッグにしまった。おや?テキストは母のものではなかったのか?それに「練習」って何の練習だ?
「練習…なの?」
思わず嫁に聞いてしまった。
「うん。ほんとはピアノでやらせた方がいいんだけどねー」
ほんとは?ピアノで?一体何の話なんだろうか。ひょっとしたら僕はとんでもない見落としをしているのかもしれない…と恥を忍んで嫁に尋ねてみた。
「あのー。もしかしてRってピアノ習ってるの?」
「そうよ!今更なに言ってんの!」
ひでぶっ。なんということだ。どうりで嫁が熱心にやらせてるはずだ。
言い訳になるが、Rはこれまでリトミック教室に通わせていた。しかしそこはリトミックだけで終わらず、3〜4才まではリトミックで音楽の楽しさを覚えさせ、それからピアノを習わせる…という最終的にはピアノ教室なのである。既に4月からピアノに移行しており、知らぬはオヤジばかりなりだったのである。ていうかそういえばそんなこと聞いてたけど忘れていた。
わが子の習い事を知らないなんて、ピアノだけに、
オヤジの黒鍵に関わるでしょう。
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