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■天才秀才お茶の子さいさい
2008年04月12日(土)
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ひらがなの練習。

あいうえお。加来千賀子。差し戻そ。

「あいうえおするー」

毎朝アンパンマンの「あいうえおで遊ぼう」というおもちゃで遊ぶ息子・タク(2才)。

アンパンマン
こんな感じのひらがなのパネルを押すと「あ」とか「い」とかアンパンマンの声が出てくるのである。欠点は、あまり音質が良くないので「い」と「ひ」が聞き分けにくい。江戸っ子か。

タクはいつもこれで

「きりんさんの『き』、さるの『さ』」

などと言いながらパネルを押して遊んでいるのだが今朝は違った。

「パパ、みててね」

タクは得意気にパネルをポンポンと押していくと、アンパンマンの声がタクのフルネームを読み上げるではないか。例えばタクの名前を磯野カツオとしよう。タクは

「い、そ、の、か、つ、お」

と順番にパネルを押したことになる。それのみならず娘・R(4才)の名前、僕、嫁、栃木の僕の母、夢原のぞみ(プリキュア5の主人公)の名前まで…。

ガラスの仮面
おそろしい子!

思わず月影先生になってしまった。ひらがなを読めるぐらいはまあちょっと覚えが早い子だったら出来るだろうが、これは結構凄いことなのかもしれない。2才半でそこまで出来るものなのかどうか、そのへんのところを元保育士である嫁に聞いてみた。

嫁はオーッホッホと笑いながら

ガラスの仮面
「あの子は天才よ!」

やはり月影先生になっていた。

「いや、天才はないだろ…」

何故ならば

「たっくん、そろそろトイレでおしっこ出来るかな?」

「やだ」

未だにおむつっ子であり、プルプルと全身を震わせている時は天才なんかではなく

ガラスの仮面
「あの子はうんこく才よ…」

なのである。

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