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←こちら新井薬師駅前にある「インスタントラーメンさくら」に行って来た。
テレビやネットで話題のこのお店、全国津々浦々、地域限定でしか売っていないインスタントラーメン200種以上を揃えており、その場で作って食べさせてくれるのである。
行くまでは駄菓子屋みたいな雰囲気なのかな?と思っていた。子供の頃好きだったラメック、ベビースターラーメン、ブタメンといった駄菓子屋ラーメン。それを店のオバチャンからお湯をもらったり器を借りたりして食べる…という昔懐かしレトロ感。
ところが店に入ってみると、思ったより狭い。カウンターで5席のみの細長い八畳間ぐらいのスペース。席にはいい感じで酔っ払っている常連風オヤジ3人組が
「俺ぁ吉祥寺生まれの吉祥寺育ちだからよう」
「あ〜そうかよ」
ダラダラと喋りチビチビと飲み食いしていた。なるほど酒も置いてあるようだ。駄菓子屋というよりは場末スナックである。僕の勝手な先入観とは全く違っていたが、ゴミゴミした商店街の小さなスナック。こういう雰囲気も大好きだ。これはこれで満喫させてもらおう。
ところが問題があった。店の人がいない。オヤジ達の横にポツンと座ってみるが、なんだか居場所がない空気。とりあえず店内を見回してみると

インスタントラーメンが壁一面に並ぶ。さすがに凄い。

アキバ系ラーメン発見!これはお土産に買った。
「お待たせしました。いらっしゃいませー」
ようやく店の人が戻って来た。妙齢の艶っぽい女性。やはり駄菓子屋のオバチャンというよりスナックのママである。
「ママー、この店のビル、立て替えするの?」
常連オヤジがママと呼んだのでもう確定である。
さて、どのラーメンを注文しようか、とズラリと並ぶラーメンを見ると思いっきり迷ってしまった。すると
「ウチだけのオリジナルインスタントラーメンもあるんですよ」
とママさんが教えてくれたのでそれを頼むことに。

さくらオリジナルラーメン(醤油味)
インスタントラーメンにホウレン草とチャーシューを入れてくれるシステムである。他に卵なども追加できる。
早速食べてみると…あくまでもインスタントラーメンの味だが、うまい。胃の底がその味を求めてくるある種の懐かしさ。これは何だろう…と思い返してみると、
小学生の頃、土曜日午前中に帰って来て、昼に母が作ってくれたラーメンの味だ。「女の60分」を見ながらよく食べたものである。やはりラーメンはママが作ってくれるとうまいのだ。
ズルズルと啜っていると、僕の後にも客がやって来て、空席がなくなった。
「ありゃ、あんまり長居すると悪いなあ〜。ママ、いくら?」
と常連オヤジ。お金を払いながら
「でも俺ママ大好きだからさあ。ママ一筋だからさあ」
なんかもうホントに場末スナックの人生劇場。
時間が経ったラーメンと長っ尻の客はよく似ている。
どちらも伸びる!(オヤジは鼻の下が)
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