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■かなまら祭り2008展望
2008年03月28日(金)
「そろそろアレの季節だけど、どうすんの?」

嫁が聞いてきたアレの季節とは何か。今は春。春は恋の季節。違った。春は「かなまら祭り」の季節である。かなまら祭りとは、1枚の写真で説明すると

かなまら祭り
こんな感じ。ちんこ型の神輿が街を練り歩き、境内にはちんこのオブジェにまたがる老若男女…詳細は去年のレポートを見ていただきたいが(こちら)、要はちんこ尽くしでみんな大笑い、というお祭りである。

嫁とは2005年に一緒に見た。その後は僕だけ行っているので今年も行くのか、と聞いているのである。

「うん、行くよ。家族みんなで行こうよ」

「やだよ。あんな祭りに子供を見せるわけにはいかない。あなたひとりで行って来なさい」

「ですよねー」

娘・R(4才)にあんな精力の象徴みたいなものを見せるわけにはいかない、という考えは僕も同感である。息子・タク(2才)にしても、今でさえ

「ぼーくの名前はたくちんちん」

と歌っているので、祭りに連れて行ったら空前のちんこブームが到来してしまうことは間違いない。そうなったらもう取り返しがつかない。まさに後の祭りである。

実際の祭り会場はどうかというと、Rぐらいの女の子は結構いる。平気でちんこ型のアメを舐めていたり、ちんこ神輿を

「ちんちんマンだ!ちんちんマンだ!」

と大喜びする姿を見ると複雑な気持ちになった。親はどういう考えで連れて来ているのか。何か性にオープンなポリシーがあるのか、何も考えていないかのどちらかであろう。僕はそこまで吹っ切れない。

しかし何も家族全員で祭りを見ると言っているのではない。この祭りは川崎大師のすぐそばで行なわれる。嫁は確か前厄だか後厄だかに当たる年だから、僕はこう提案した。

「祭りは僕だけ参加する。その間君はRとタク連れて川崎大師で厄除けしてもらうってのはどうだ」

「うーん」

「その後合流して葛餅でも食べようぜ」

「うーーーん、でもやっぱり遠いからヤダ」

「去年は桜が満開でな、桜の淡い桃色とちんこ神輿の濃い桃色が合わさって神々しかったよ」

かなまら祭り
(神々しい画像)

「禍々しいの間違いでしょ」

桃色の素晴らしさを説いても桃色片思いで、結局2方向プランも蹴られてしまった。去年はネットの友達と一緒に行ったが、今年は最悪ひとりになるのだろうか。ひとりでちんこを見るなんて、いつも夜やっているアレと変わらないではないか。

おそらくこれ以上無理自慰、じゃなかった無理強いして連れて行こうとしても刺されるだけだろう。いや、ちんこの祭りだから撃たれるかもしれない。

ちんこだけに男根(弾痕)なんつって。

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