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嫁実家にいる時、みんなでどこかに食べに行こうという話になった。
「どこでもいいんだけど、行きたいとこある?」
と嫁が僕に選択権を振って来るので
「馬車道!」
と即答した。馬車道とは、店員の女の子が袴姿で有名なファミレスである。以前嫁と子供達だけで嫁実家に帰った時に行ったのだという話を聞いて僕はハンケチをギリギリと噛みながら悔しがった。だからいつか機会がある時は是非行きたいと思っていたのである。
「あんたも好きねえ…」
嫁のみならず嫁父や嫁母にも恥を晒しながら、何故そこまで行きたいのだろうか。メイド喫茶に何度も足を運んでいるから分かるが、概ねこういうところはイケてるのはコスチュウムのみで、肝心の中身は普通の地味な女の子であることが多いのは明白である。それは分かっている筈なのに…。
おそらく僕のメイド喫茶初体験が強烈だったからに違いない。僕が初めてメイド喫茶に行ったのは数年前。その頃仲が良かった友達、超美少女Rちゃんがメイド喫茶で働いていた時である。
とにかく可愛くて思わず娘にも同じ名前を付けてしまったRちゃんがメイド姿になって可愛くない筈がない。そりゃもう涙が出るほど感動した。今はもうRちゃんはどこにいるか分からない…。僕はメイド喫茶や馬車道のようなその手の店に、Rちゃんの姿を追い求めているのかもしれない。
「別にいいよ」
嫁一族は他に特にリクエストもなく僕の案はあっさり通った。そして待望の馬車道。袴の女の子に会えるうううう!
「…じゃ、僕、カルボナーラで」
嫁の地元だけあって、女の子達は昔の嫁みたいに地味だった。分かっていたことだ…とボソボソと食べていたら、息子・タク(2才)がいつものペーストは明らかに違うハイペースで、ガツガツと呪われたように食べる。
「タク、すごいねー」
そんなに腹が減っていたのだろうか、僕にとっては残念な結果に終わったが、タクは袴っ娘に萌えているのだろうか…と不思議に思い思わず写真を撮ってみたら

でぶや石塚そっくりだった。生霊が憑いていたに違いない。
「さすが男の子。よく食べるね」
と言ったら
「ちがうよ、たっくん女の子だよォ」
袴じゃなくておかまか。
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