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■疲労のプレゼント披露
2007年12月25日(火)
クリスマスイヴの夜が開けて…。

お蔭様でというか嫁のせいで本当に聖なる夜であった。性なる夜の「せ」の字もなかった。寝る前サンタにあれほど「女子高生ください」と頼んでおいたのに、枕元に置いておいた靴下は空っぽで、ヤケクソでレッチリみたいに靴下にちんぽ入れてやろうかと思い、パンツを脱ごうとしたところ

「パパ!パパ!」

息子・タク(2才)が起きた。おおそうじゃ。僕はプレゼントを与えられる身ではなく与える身。ギブミーではなくギブユーでありラブユー。プレゼントも愛も君に与えよう。愛してるぜ!

「ほらタク、サンタさんがプレゼント置いてったよ〜」

「ぶうぶだ!」

タクへのプレゼントはミニカーとガレージセット。遊ぶ姿を写真に収めようとしたが

タク
爆竹のようにはしゃぎすぎて捉えられなかった。

「うーん…」

やがて娘・R(4才)も目覚めたので

「あれ、枕元にあるのはなんだろう〜?」

置いてあるプレゼントをわざとらしいセリフで解説してみた。

「んー…」

目をゴシゴシこするR。

「ほら、サンタさんが持って来てくれたんだよ!」

プレゼントに驚いてとびきりの笑顔を見せておくれ!僕はその笑顔のためにプレゼントを用意したといっても過言ではない!さあその大きな瞳を早く開けてじっくり見るがいい!…と固唾を呑んで見守っていたのだがRは

「めやにが…」

ギャグ漫画だったら大ゴケしてるところだ。顔を拭いてやって改めてプレゼントの包みを解いてやる。中身はシンデレラのドレスである。

「わああ…きれい…」

そう。その笑顔が見たかった。

「きれいでしょう」

「サンタさんが来てくれたの?」

「そうだよ」

父がトイザらスに買いに行って嫁に「それじゃない」と言われてもう一度行かされた、なんてことは言えない。

「着てみる?」

「うん」

R
早速着てみたドレスはRにピッタリ。可愛くて涙が出る。やはりドレスにしてよかった!シンデレラになったRは身も心もお姫様になってしまったようであり、

「パパおうじさま、おどりましょ」

なんと僕は王子様にさせられてしまった。さすがに王子様というわりにはトウが立ち過ぎているので

「王子様はパパよりタクの方がいいなあ」

タクに王子様役を振った。あとは若い者同士ということで。

「じゃあタクおうじさま、おどりましょ」

しゃなりしゃなりとタクをエスコートするR。しかし王子役となったタクは

「たっくんおうじさまじゃないよー。ぷりきゅあだよー」

トンチキ王子が!

Rとタク
それでもRとタクは手と手を取り合って社交ダンスの構え。おお、みすぼらしい我が家が鹿鳴館に。王子様とシンデレラの舞踏会の始まりである。ところが…

「とりゃー!」

「うりゃー!」

10秒後、何故かふたりの投げの打ち合いに。それじゃ相撲じゃんかよ。

舞踏会は武道会に、鹿鳴館は国技館になってしまったとさ。

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