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■風邪菌全力投球
2007年12月01日(土)
家族全員が風邪でぶっ倒れて2日後の朝。

娘・R(4才)は今日も幼稚園お休み。僕も薬を飲んでいると

「ぱぱ、それおくすりー?」

と息子・タク(2才)が寄って来る。

「そうだよ。苦いんだよ。タクは食べちゃダメ。食べたら死ぬる」

「にがいのォー?」

隙あらば奪おうとしているタクの様子からすると、大好きなラムネと思い込んでいるに違いない。そんないつも通りのお調子者のタクもお腹がゆるい。そして下痢と発熱に苦しんでいた嫁だけが医者に行っていないので

「会社午前中休んで子供達を見てるから行ってくれば?」

とすすめてみたところ

「自力で治した」

「え、まじで」

もう快適だと言う。

「下痢で全部出まくって菌も出まくって治った」

そんなミミズみたいな単純な話なのだろうか。嫁はもう生気がみなぎっており

「むしろ今は生理痛の方が痛い」

とのことであった。性器もみなぎっているらしい。つい昨日までゲリリンの黒い雨を噴出しているかと思ったら今はベルリンの赤い雨。土石流の後のマグマ流。よくかみさんのことを「山の神」と呼ぶが、うちの嫁は活火山だった。女とという生き物は恐ろしい。

しかしこの嫁の解釈には疑問が残った。

「僕も下痢しまくってるけど治らないぞ」

「あなたのは菌が違うのよ」

「え、僕もお前と同じような症状で…」

「違うよ」

「…はあ、違うんですか」

一体どこに違いがあるというのだろう。てっきり僕も嫁も同じ風邪にかかっていると思っていたのに。そして菌が違うとは。難しい謎掛けを投げられて僕の具合もまたひとつ重くなったような。僕と嫁とで違うもの…違う菌…僕にあって嫁にない…

たま菌か!

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今日もアリガトウゴザイマシタ。

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