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■パンツパンツレボリューション
2007年02月17日(土)
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朝イチ。

起きたばかりの僕はこれまた起きたばかりの娘・R(3才)をトイレに連れて行った。

「はい、おしっこしましょうねー」

パジャマのズボンを脱がせ、ダッコして便器にまたがらせる。

「でたー」

Rの自己申告と共に雪解けの小川のせせらぎのようなサウンドが聞こえ

「はい、おりこうさんだね」

ガラガラとトイレットペーパーを巻き、お股を拭いてやろうとした。

「あれ…なにこの感触」

いつものすべすべとしたRの肌ではなかった。じっとりとしてゴワゴワして、とてつもない違和感。ギャルのぱんてーに手を突っ込み、秘密の花園をまさぐろうとしたら秋の味覚マツタケが生えてました、みたいな…ってギャアアア!

「ごめん。パンツ脱がすの忘れた」

僕はRのパンツをはかせたままトイレにまたがらせてしまい、Rはそのまましてしまったのであった。寝起きでボーっとしていたせいで、つい…。本当はRが自分で脱げればいいのだが、僕がいると「パパやってー」と甘えてしまうので、僕がやらなければならないことが多い。

「ごめん…濡らしちゃった」

「なにやってんのあんたは」

びしょびしょのパンツをつまんで嫁に報告したら大いに呆れられた。

次の日の朝。僕は仕事に行くべく歯を磨いていたら、Rが僕の前でウロウロモジモジしていたので

「どうした…、あ、おしっこか」

と聞くとコクンと頷く恥じらい乙女。歯ブラシを口に突っ込んだままであったが、これまたトイレに連れて行った。今回はちゃんとパンツは脱がした。

速やかにトイレを済ませ、再び歯磨き。歯磨きに没頭している間、意識はどこか遠くの世界へ飛んで行ってるものである。

「じゃあRちゃん着替えましょうか」

「はーい」

隣の部屋で話している嫁とRの声がぼんやり聞こえた。

「あれ、Rちゃん、パンツは?」

「ぱぱがもってるの」

というところでハッと我に返った。あ…Rのパンツは僕が握り締めていた。僕は無念無想で歯を磨いていたのだ…片手に歯ブラシ、片手に娘のパンツで…。

「変態オヤジ」

また嫁から大いに呆れられたので悔しく思い、

「ハンカチだよ」

と、そのままパンツをポケットに入れて会社に行ってしまおうとしたが、Rの精神面に良からぬ影響を与えそうなのでやめた。

寝起きの呆けた状態であることを差っ引いても我ながらボケ過ぎている。Rの可愛いパンツを見過ぎた結果、それがショックとなり何か脳の障害でも起きているのだろうか。

これをパンツドランカーといいます。

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