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■あなたの見える丘公園。
2006年01月17日(火)
休みの日は娘・R(2才)を公園に遊びに連れて行っているのだが、一時期(今もかも知れないが)「公園デビュー」とは恐ろしいものだ、とテレビでやってませんでしたか?奥さん。

新参者は公園の先住ママ達にそそうのないようにデビューしないとはぶんちょにされるとか、ママ達のヘッド格に目を付けられるといじめられるとか。僕は男だから「外様」なのかもしれないが、僕に限ってはそういうことはない。

とはいえ公園で遊んでいると、時々知らないママさんが僕とRの方をじーっと見ていることがあり、その都度

「ひょっとしてこのご婦人が公園の長(オサ)?」

その鋭いガン垂れにビクッとしてしまうことがある。

「わしに挨拶もなしに悠々と遊んどるやないけワレ。そのベンチはわしの特等席じゃあ」

とばかりに長に砂場に埋められたりジャングルジムの上に縛り付けられたり、石仮面を嵌め込まれたりされやしないかと逃げたくなる衝動に駆られる。しかし大抵は

「あらRちゃん、今日はパパと一緒なのね」

公園では僕より顔の広いRと嫁の仲良しさんなのであった。この日などはそのママさんの娘がRと遊びたがって、この母娘と僕ら4人で手を繋いで走ってしまったことであるよ。

しかしRとお友達が仲良く遊んだら遊んだで、僕はちょっと苦手だ。子供達が一緒なら親達も一緒な訳で。隣に座って子供を見ている時などは、「何か話したほうがいいよなあ」と思い

「元気ですな」

とか

「お子さんおいくつですか」

とか白々しい話題しか思い浮かばないし、その先が進まない。

「あそこのスーパーで白菜が安かったザマスよオホホ」

奥様方にありがち(?)な話をしようにもそんな情報持ってないし、

「奥さん僕ともう一花咲かせませんか。公園だけに、ブランコウパーティ。なんつってウヒャヒャ」

とか口説く訳にもいかない。それこそ砂場に埋められる。毎日顔を合わせればその内親しくもなるのだろうが、僕は週末の休みにしか来ないので、そう何度も会う人はいない。

本当は大して気にすることもなく、親同士お互いボーっと子供の遊ぶ様を見ていればいいだけのことかもしれないが、その辺の空気が読めん。父親同士だったら「いい飲み屋ありますか」とか話して「パパトモ」になろうとも思うのだが…。

おまけに体が冷えてトイレに行きたいと思っても、その奥様が相変わらず側にいるので、恥ずかしくてなかなか行けないという弊害もある。僕ちんシャイなのである。

コウエンでボウコウエンになっても洒落にもならん。なってるけど。

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