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■台風と氷川きよしと母。
2005年09月07日(水)
朝っぱらから電話が鳴ったので取ったら無言電話だった。

「もしもし」と問いかけても、10秒程間を置いても無言。
無言電話魔、猪口才なり、返り討ちにしてくれるわ、と

「オカケニナッタ電話番号ハ 現在使ワレテオリマセン。
 番号ヲオ確カメノ上 出直シテ下サイ」

鼻にかかったメカ声で嫌がらせアナウンスを始めたら

「ちょ、ちょっと待って下さい。変わります」

電話の向こうから初めて中年女性らしき声がした。恐れを
なしたか痴れ者め。しかし「変わる」とは一体?と様子を
窺っていたら、次に電話に出て来たのは、なんと我が母。

「はーい。お母さんですよ〜」

「母さんなの?何なんだよ!ていうか今の誰?」

「きよ友の田村さん」

きよ友、とは氷川きよしの追っかけ仲間のことである。母は
氷川のことになると半狂乱のバーサク状態になって手が付け
られない。還暦過ぎて道楽デビューすると歯止めが効かない
から恐ろしい。そういえば今週コンサートのためにわざわざ
飛行機で博多に行くと言っていた。ということは

「今、博多からかけてるの?」

「そう。お母さん携帯をトイレに落としちゃったのよ!」

「いい年してギャルみたいなドジ踏まないでくれ…」

「何かあった時にはこの田村さんの携帯にかけて欲しい
 と思って、田村さんにお願いして電話してもらったの」

顔に脂汗が浮かんだ。母のドジのとばっちりを受けてTEL
してくれた田村さんに、僕は何てことをしてしまったのだ。
田村さん、親子揃って大馬鹿ですみません。

「実はイタ電だと思ってずっと田村さんにNTTのモノマネ
 しちゃってて…うわー!まじヤバイ!」

「あらまー。何やってるのよー」

「それはこっちのセリフだ!」

「それと今、台風直撃なのよ。飛行機止まってるし栃木に
 帰れるんかなあ」

「知らん!博多見物でもしてゆっくり帰ればいい!」

コンサート前で浮かれている母に何を言っても無駄だ。
ひとりじゃないし、何だか台風すら楽しんでるみたいだし。
おそらくなんとか帰ってくるだろう。

「あ…それと田村さんにはくれぐれもよろしく。じゃ」

母に色々まくし立てられた僕は疲れて電話を切った。

しかし母のあのパワフルさは何だろう…と呆れ返っていたら
驚きの事実をWEB上で発見した。↓

こちらの記事

今日(9/6)はきよしの誕生日コンサートだったのだ!
どうりでテンションが異常に高いと思った。

きよしの誕生日イベントのためなら博多にだって飛ぶわ!でも
携帯落としちゃってチョドジー!おまけに台風直撃でギャフン!

ドジキャラぶりもここまで来ると、最早呆れるを通り越し、
母とはいえ少しだけ萌えてしまうから不思議である。

これを「博多もえくぼ」といいます。なんつって。

夜、母がまた電話をかけて来た。

「コンサート、中止になっちゃった…」

さすがにちょっとかわいそうになった。

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