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■ゲーセン店員は見た!
2005年07月27日(水)
娘・R(もうすぐ2才)と駅前を歩いていると、馴染みの
ゲーセン店員・西さんが声を掛けてきた。

「ふっふっふ。見ましたよ」

「え、何を?」

何か僕が悪さをしているところを見られたのだろうか。
昔はこの駅前で女の子とふざけ合ったり、ゲーセンの
美少女Rちゃんのお尻を追い掛けたりしていたものだが、
ここ最近は実娘Rのお尻しか追い掛けておらぬ。

「先週としまえんのプールにいたでしょう!」

「えー?西さんもいたの?」

「はい。かみさんと子供と…いやー声を掛けようと
 思ったんですけどねえ」

「え、僕も嫁とこの子と一緒だったし、気にしないで
 声掛けてくれればよかったのに」

プールだけに水臭いこと言わないで…と思ったのだが
実は僕に気を使ってではなくて、西さんが家族を見られ
ることが恥ずかしかったのではないかと推測した。

今はどうだか知らないが、数年前ゲーセンによく行って
いた時にはプレイボーイでお盛んな噂が流れ、西さん
自身も妻子持ちだということは隠していたのである。

ある時などは奥さんが西さんの携帯を盗み、メモリに
入っている女性の名前を片っ端から電話して

「あの…主人とはどういった関係で」

と聞いてきたという奥さんご乱心の話も聞いた。僕の
女友達にも掛かってきたのである。西さんが何をやら
かしたんだかは知らないが、想像するのも恐ろしき
修羅場があったのではないかと思われる。

そんなことを僕の耳にも入っているのを西さんも
知っているだろうから、

「ああ、あれが例の奥さん…」

という好奇の目で見られるのが嫌だったのかもしれない。
それとも家族連れというのがそもそも大ウソで、実は
女の子連れのデートだったりして。僕が目を奪われっ放し
だったたわわなオッパイギャルのうちのひとりだったりして。

おのれ羨ましい…いや待てそうと決まったわけじゃない。
しかしどちらにせよ地元の近場では、えてして誰
かしらの目についてしまうという事である。

壁に耳あり障子に目あり。

抱いているRからちょっとシゲキックスなにおいが
漂ってきた。

Rのおむつにうんちあり。
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今日もアリガトウゴザイマシタ。

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