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■帝都東京に震度5+
2005年07月24日(日)
「美容院に行って、それから買い物に出掛けるから」

たまには娘・R(もうすぐ2才)から嫁を解放すべく、僕が
午後Rを預かり飯を食わせたり公園で遊ばせたりしていた。

その後Rと一緒に昼寝をしていたら、ドドドドというやまだ
かつて経験したことがなかった程の強い地鳴りで目が覚め

「あ、でかい地震が来る!遂に大震災が来た!よりによって
 嫁と離れ離れの時に。どうせ死ぬるのなら皆一緒が良かった。
 ていうかどこうろついてるんだあいつは」

隣で寝ていたRを抱きしめた瞬間、揺れが襲って来た。

「うわああん!うわああん!」

さすがの眠り姫・Rも目が覚めて恐怖のあまり泣き喚くが
僕はRを抱きしめたまま

「動くなよー。最悪お父ちゃんと一緒に死のう。水の下にも
 都はございますよ…」

と戯れていた。地鳴りのわりには思ったより大した揺れでは
なかったのである。余震が1、2度あったがひとまずテレビをON。

「東京:震度4」

この程度なら出かけている嫁も心配することがなかろう。Rも漸く
落ち着いてテレビを眺めていたので、僕は昼寝の二度寝に突入。
そして嫁が帰って来た物音で目が覚めた。

「地震の時、新宿のハーゲンダッツでアイス食べてて」

なんと、嫁は新宿までほっつき歩いていたという。しかも僕の目を
盗んでアイスなどを…。あれほど妊婦中はデブ禁止と助産婦に止め
られていたのに。ま、好きな物を食いながらだったら迷わず成仏も
出来たに違いない。

しかし夜、改めてニュースを見てみると、震度4だったはずなのに
5強になっている。そして交通機関も大混乱で、嫁が帰って来た線は
たまたま回復が早かっただけのことだった。あな恐ろしや。

暑い中何時間も待たされた挙句、ぎゅうぎゅう詰めの電車に乗って
帰らなければならないなんて妊婦にはきつ過ぎる。考えただけで
ゾッとした。

震災は忘れた頃にやってくる。防災用具も万全に!

「とりあえず無事でよかったね」

「あなた、最近ご飯食べ終わった後、お皿洗ってないでしょ。
 ちゃんと洗いなさい!」

「ぎゃあああ。ごめんなさい。

恐妻は忘れた頃にやってくる。避妊用具は万全である。
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今日もアリガトウゴザイマシタ。

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