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■小鳥がくちばしを合わせるようなキスを…。
2005年03月09日(水)
娘・R(1才)が喋れる言葉は「わんわん」(動物全てこう呼ぶ)、
「ママ」(僕も嫁も)、「いち、じゅう」(1,10)、
「バイバイ」ぐらいである。

まだ少ない。ウチにある、喋るおじゃる丸のおもちゃの方が
ボキャブラリーが豊富である。

しかし徐々に増えつつある。絵本を見せながら

「これは鳥さんだよ。ちゅんちゅん」

などと教えていたら口を尖らせて

「ちゅ、ちゅ」

と言うようになった。新しい単語がひとつ増えた模様。
僕も口をタコのようにして

「そう、ちゅんちゅん」

「ちゅ、ちゅ」

「ちゅんちゅん」

「ちゅ、ちゅ」

徐々にRの尖った唇が僕の突き出た唇に近付いてきて

「ぶちゅうー」

キャー!Rと熱い接吻を交わしてしまった。

僕はいつもRにキスをしようとするのだが、普段はいつも
「イヤイヤ」と拒まれるのである。貞操を守っているのか
それとも単に僕が「おとうちゃんお口臭い!」と嫌われているのか。

しかしこれで希望が見えた。この手があった。
これからは狂ったアメリカ人新婚夫婦のように接吻の雨あられを
お見舞いすることとしよう。

と、意気込んで次の日

「Rちゃん、ちゅんちゅん」

再び朝のキッスゥをしようとしたのたが

「うぎゃー!」

いつものように断られてしまった。
鳥だけに3歩歩いたら忘れ去ってしまったか…。


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