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■ゴザがござりませぬ。
2005年02月28日(月)
娘・R(1才)が気兼ねなく遊べる場所を求め、
代々木公園に行った。

原宿駅から代々木公園までの道には色々な人種がいる。
神宮橋にはゴスロリ少女(美少女はいなかった)や甘ロリ
少女(美少女はいなかった)及びヴィジュアル系少女
(くどいようだが美少女はいなかった)がたまっているし、

公園に入ってもロカビリーの人達が踊りまくっていたり、

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2ちゃんねらーっぽい集団が怪しげな宴を繰り広げていた。

僕にとっては見慣れた光景だが、Rには全ての人種が
未知との遭遇だったに違いない。

「あっ!ゴザ忘れた!もうなんで忘れたのかしら!」

とヒステリックにわめく嫁を尻目に

「さ、R、遊びなさい」

公園の芝生でRをベビーカーから降ろしてやった。
いつものRだと喜んで駆けずり回るのだが、今日は
どうも勝手が違う。

近くで高校生ぐらいのグループがダンスの練習を
しているのを発見。R、ここでも未知との遭遇。

「なになに?なにしてるの〜?」

とばかりにモソモソと近付き、じいーっと見たまま
動かなくなってしまった。オーディエンスが幼児のみ
ということで練習しづらそうな高校生達ではあった。

そこを離れると、今度はゴザを引いて宴会をやっている
グループに未知との遭遇。Rはこれまたテクテク近付いて
じーっと立ち止まり、

「キャー!可愛いー!お目々が大きくて可愛いー!」

とお姉さんから黄色い声を浴びていた。僕はつい最近
「目が波田陽区に似ている」と言われショックを受けたが、
ああ、Rに遺伝しなくて良かった…と密かに感動していた。

そして今日一番の未知との遭遇。それは犬であった。

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散歩に来ていた犬がRにどどどど…と大接近。
Rは犬をTVで見たり、道端で見かける時は

「わんわん」

と言って指差して喜ぶのだが、こんな至近距離に
なったのは初めて。さて、どうなるか…。

結果:固まってしまった。

やがて飼い主が連れて帰ると、金縛りから解かれて
「ひええん」と泣き出してしまった。怖かったようだ。

しかしRの機嫌が悪い時などに僕が近付くと、Rは容赦なく
平手打ちを飛ばしてくる。ということは、Rは僕より犬を
恐れているということにはなるまいか。

Rの様々な未知との遭遇。
父には冷遇。


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今日もアリガトウゴザイマシタ。

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