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■抱いてくれたらいいのに。
2005年02月26日(土)
ふふふ。嫁以外の若い女と抱き合って寝てしまった。

無論若い女とは娘・R(1才)のことである。
ちょっと若過ぎたか。しかしこんなことは初めてだ。

Rは嫁にしがみついて寝る。嫁が抱き寝をしているのである。
見ているだけで寝苦しそうだし、寝付くまで嫁は何も出来ないし、
代わってやりたいとは思うのだが僕じゃダメなのである。

夜のRは何故か僕をとことん嫌う。目を合わせただけで
手をブンブンと振り回し、

「ひえええん!(アッチ行け!)」

と拒絶する。朝は両手を広げてダッコしてチョと甘えてくるのに…。
このことについては嫁から

「愛が足りないからであり、育児しないからである」

と厳しく非難を受けている…。それが昨日の晩は嫁が音を上げた。
Rは夜泣きで絶叫しているのだが、嫁はひどいつわりのため
身動きが取れず、背を向けて寝たまま辛うじて

「お母さん、ダッコできないのよ!」

悲痛な叫びを搾り出すのみという修羅場になっていた。
嫁も憐れなら娘も憐れ。僕はダメと分かりつつもRを抱き上げた。
Rは力の限り僕の腕から脱出しようと試み、ワンワン泣いて
いたが、やがて泣き疲れてヒックヒックと余韻を残しながら
眠りに落ちて行った。

その後、僕も寝た。明け方だったろうか。僕の胸に何か重いものが
乗ってきて、身動きが取れなくなり目覚めた。
なんと、Rが抱きついてきたのである。
一瞬金縛り+落ち武者の霊かなんかと思ったが…。

あれほど僕に抱かれて寝ることを嫌っていたRなのに。
彼女なりに嫁のギブアップ状態を悟ったのか、それとも
ようやく父の愛が通じたのか。

難攻不落のハクいスケを口説き落としたような感動がある。
重いけど…寝苦しいけど…だがそれがいい。
Rの体を感じながら押し潰されて死ぬるのなら本望である。

腹上死は世の中にたくさんあれど、
腹下死というのはそうもなかろうて。


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今日もアリガトウゴザイマシタ。

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