「私とR(9ヶ月の娘)の写真を撮って欲しいの」
嫁が猫撫で声でお願いしてきた。
何に使うのか、と聞いてみたところ、嫁とRの写真が
育児系雑誌「なまこクラブ」(仮名)に掲載されるという。
編集部から使い捨てカメラが送られて来、
それに撮影して送り返して欲しいというもの。
日頃から投稿マニアと化し、編集部にRの写真を送りまくっていた
嫁の執念が実を結んだらしい。親バカを増長させるだけなのに
いいんだろうか…。あ、もともとそういう雑誌だからいいのか…。
「はい、じゃあ撮るぞ〜」
しょうがねいなと思いつつ二人の写真を撮る僕であったが
「あなたもRと撮る?載るかもしれないよ」
なんて言われたのでホイホイRとにっこり写ってしまった。
そうして撮影したカメラを嫁が送り返してから数日後
「やっぱりあなたの写真は載らないって」
嫁が撮った、僕とRの写真は不採用だったとの知らせを受けた。
…ふん。分かってるよ。メインはあくまでRである。
それに僕がRを撮ったほうが可愛い写真が出来るのだ。
それは嫁も認めるところである。何故ならば、
僕には永遠の憧れの美少女Rちゃんを何かにつけ
撮りまくっていた長いキャリアがあるのだ。
カメラ小僧なのである。近頃は略してカメコと呼ばれるらしい。
美しい少女をより美しく(そうでない嫁はそれなりに)という
情熱を保ったまま、被写体をRちゃんの名前をそのまま付けた
娘・Rに変えただけだから可愛く撮れるのも当然である、
と自負している。
親バカカメラ小僧なのである。
略してオメ…。

よりすぎ。
↑日記才人投票ボタン。投票のお礼に一言飛び出ます。初回だけ登録が必要↑
今日もアリガトウゴザイマシタ。