来週引っ越してしまうお隣一家、ジェームス君(イングランド人)と
奥さん(日本人)と娘のサリーちゃん。
サリーちゃんは僕の娘・R(6ヶ月)と誕生日が1週間しか
違わない赤ちゃんである。
今夜はお隣一家をウチに招待し、お別れ前のお食事会を
する予定だったが…僕は思いっきり休日出勤で、
家に帰ってきた時には宴は既に終わっており
嫁がRを抱きながら布団を敷いていたのであった。
がっくり。
「ジェームス君がね、あなたと飲みたいって言って
ワインとビールを買って来てくれたのよ…」
嫁はそう言って冷蔵庫の中のビールを見せた。
ごめんよジェームス君。僕も一緒に飲みたかった。
そして
「ウチのワイフが言ったのさ。
そんなことでイングランドー!HAHAHA!」
ってイカしたアメリカンジョーク(イングランド人だってば)
をかっ飛ばしたかったのに。
娘・Rはというと、僕が帰ってくる直前まで泣いていたようだ。
眼の下に涙が残っている。嫁が言うには、
ジェームス君がサリーちゃんを「高い高い」していたのを見て
急に泣き出してしまったらしい。
「きっと、何でワタシのお父さんはいないのー!って
悲しくなっちゃったんだと思うのよ」
なんですと!僕は早速Rをがばと抱き寄せ
「高い高ーい」
とやってみせると涙を残したままキャアキャアと笑顔を見せた。
ああ、本当に待ち詫びていたんだね…。
寂しい思いをさせてしまってゴメンよ…。
Rが寝静まった後、ジェームス君が残してくれた
ビールを一人寂しく飲む。やがてへべれけのセクハラ課長ならぬ
家長と化した僕は若い娘の肉体を求め
「Rちゃーんぐへへ」
寝床で熟睡中のRに抱きつく。
「げふっ」
僕の酒臭いゲップ。
「ふごおっ」
イビキで応戦するR。ぎゃっはっは。いいぞ我が娘。
はあ。寂しい。
無理矢理テンションだけが高い高ーい…。
僕は滅多に晩酌をしないのだが
結局ビール2リットル飲み干した。
おねしょしないように寝る前に
トイレ行こう…。
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