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■ いちご悪書。
2004年02月02日(月)
娘・R(5ヶ月)が寝静まった後、
昨日買って来たケーキを嫁と食べることにした。
イチゴのショートケーキである。

パティシエがヤケクソになったんじゃないかと
思うほどにイチゴがこれでもかと乗っている。
そして生クリームもぼってりと。

「うんまあい。うんまあい」

感激のあまりラリってるような顔をして食べる嫁。
僕も疲れているせいか甘いものを欲しているので
べろべろと舐めるように味わう。

Rが起きないように明かりを消して「えへへ、えへへ」と
ふたりして幸せに浸りながら食べていた。

…こう文章に起こしてみると
なんだか阿片窟のような光景だったかもしれない。
Rが起き出してたらきっと泣いただろう。
娘よ、こんな卑しい食べ方をしてはいかんぞ。

「うううう〜」

突然嫁が呻き出した。さては本当に
ナチュラルトリップしてしまったのかと思ったら

「これが最後のイチゴ〜。もうこれで終わりなのね〜。
 またしばらく食べられない〜。悲しい〜」

という慟哭であった。

「また食える日も来るさ。買って来てやるよ」

「ほんとに?」

「イチゴイチエって言うじゃないか」

フン、と嫁に一蹴されてしまった。

代償としてケーキを食べさせた後に
性器を食べてもらいましたとさ。

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アリガトウゴザイマシタ。
今日もアリガトウゴザイマシタ。

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