娘・R(5ヶ月)のそばで寝ていたら顔を手で
ベタベタ触られたことがあった。
「ウフフよしなさい、手癖の悪い子猫ちゃん
だなあもう〜」
などと悠長に構えてたら、Rは爪を立ててきて
ガリガリ引っかかれてしまった。
「ホントに猫かよお前は!」
赤ちゃんの爪でも痛いということが身をもって分かった。
さて、このところ仕事が忙しくてRが起きている時間に家にいない。
嫁もRも寝静まった後にせめて寝顔を…と覗き込むと
Rの顔に血が!
鼻のあたりに血のカサブタが!
自分で引っ掛いてしまったのか!
むちむちぷりぷりの珠のような肌に傷が!
お嫁に行けない!
僕が貰ってやるウヒヒ。
「ていうか嫁ー!寝てる場合かー!」
僕はパニックになって叩き起こしてしまった。
寝ぼけマナコの嫁は
「爪、よく切ってなかったのね。ごめんね…」
しょぼーんとうなだれてしまった。
Rの爪を切るのは嫁がやっているが、
暴れられると危ないので
Rが寝ている時にしかやれない。
タイミングを計るのも難しいと思われる。
だから嫁を責められなくなってしまった。
「これがホントの『爪が甘い』だぞ!」
って言いたかったんだけどねえ…
Rよ、自分の顔に爪を立てないでおくれ。
お父さんの顔にも爪を立てないでおくれ。
あと将来男の背中に爪を立てるのもダメである。
僕の目が黒い内はそんなシチュエイションに
なることすら許さないぞ。
爪を立てずに操を立てろ。
そんな願いを込めて僕もRの爪を切ることにしよう…。
爪きりげんまんである。
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