久しぶりに駅前のゲーセンに足を運んだ。
顔なじみの店員・南さんが僕の顔を見るなり
「お子さん生まれました?」
と聞いてきた。お蔭様で生まれましたよ、と報告。
「へえ〜おめでとうございます。で、名前は?」
「ああ、名前はねえ…」
ここで僕はウッと詰まってしまった。
何故なら我が娘Rちゃんの名前の由来…。
〜解説:娘・Rちゃんの名前の由来〜
友達で超美少女のRちゃんという子がいて
僕はRちゃんを可愛い可愛いと惚れ抜いたあまり
娘にその名前を付けてしまった。
〜解説終わり〜Rちゃんはかつてここのゲーセンの店員だったのである。
だから南君を初めとする店員さん達や良く会う常連仲間などは
僕がRちゃんと仲が良く、気に入ってたことは
思い切り知っているのだ。
…とても言えない。
「へえ〜そこまであの子をねえ…」
とか言われてニヤニヤされたら
もう2度とこのゲーセンに来れない!
僕が「あうあう」と答えられないでいると
「秘密ですか?もったいぶって〜」
南さんは笑って行ってしまった。僕はどっと疲れた。
いずれ南さんにはRちゃんを見せに来ようと思ってたんだが、
「Rちゃん」命名にこんな罠があったとは迂闊だった。
かつて僕はこのゲーセンに通いまくり
全国レベルのスコアを叩き出していた
「ゲームセンターあらし」だった。
でもその娘はこのゲーセンでは決して名前を言えない
「ゲームセンター名無し」になってしまった。
こんな父を許しておくれ…。頭を抱えていると、
ゲーセンの常連仲間、ホンダ君がやってきた。
「よー!さっき南さんに聞いたんだけど
子供生まれたんだってー?」
タスケテー!
↑投票のお礼に一言飛び出ます。大したもんじゃないですけど…↑
アリガトウゴザイマシタ。
今日もアリガトウゴザイマシタ。