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■渋谷スイーツ合戦。
2003年06月08日(日)
渋谷に買い物に行こうと思った。

「えっ。渋谷?」

嫁は目をキラキラさせ頬をパアアと紅潮させた。
嫁が渋谷に興奮する理由…。それは、

渋谷には平成女学園…じゃなかった、
嫁の大好きなハーゲンダッツカフェがあるからだ。

しかし僕はあらかじめ釘を刺す。

「行っておくが、ハゲカフェ(略称)には行かないぞ」

「ええ?何で何で何で!行く行く行く!」

「ついこないだも行ったろうが!
 大体お前はアイス食いすぎなんだよ!
 特にハゲのアイスなんて脂肪の塊じゃねーか!
 デブ禁止!ハゲも禁止だ!」

「お腹の中のRちゃん(胎児名)が食べたいって言うから
 食べさせてあげたいの…」

「結局食うのはお前だろうがっ!」

嫁はしょぼーん、となったが妊婦に肥満は禁物。
ここは心を鬼にしなければならない。

「じゃあデパ地下でケーキ買おうよ。
 私、こないだの誕生日にバースデーケーキ食べてないし…。
 あと関係ないけど結婚式のケーキ入刀のとき、
 アナタは酔っ払っていてケーキじゃなくて
 私に斬りかかって来たよね…」

嫁はあくまでも甘いものに固執してきた。
しかも僕の痛いところを攻撃してきた。

仕事が忙しくてケーキ買えなかったんだよ…。
結婚式は隣の伯父さんが執拗に飲ませるから…。

承諾せざるを得なかった。

そんなわけで嫁は興奮のあまり瞳孔が開きっぱなしのまま
デパ地下ケーキ店に突入。

僕の分と嫁の分1つずつ、計2つ選ぼうとするのだが
どうしても惹かれるものが3つあって迷う。

「じゃあ3つ買っていくか」

僕がそう言うと、嫁は目をキラキラさせ頬をパアアと紅潮させた。

「Rちゃんの分よね!そうよ!
 Rちゃんにも食べさせてあげなきゃ!」

「結局食うのはお前だろうがっ!」

「Rちゃん、食べ過ぎちゃだめよー」

「食いすぎるのはお前だー!」

また不毛な押し問答が始まってしまった。
食えないやつ…。



アリガトウゴザイマシタ。
今日もアリガトウゴザイマシタ。

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