
「コレ(↑)何ていう名前だか知ってます?」
会社で僕の目の前に座っている女の子が聞いてきた。
「えーと…書類に穴開けパンチで開けた穴が破れないように守るシール。
略して、『パンチDEシール』」
「全然違いますっ」
「良く使うけど、そういえば正式名称なんて知らないよ…」
「ふっふっふ…『パンチラ』っていうんですよ」
えっ?

「パンチラだと?」
「そうです。正式名称『パンチラベル』。略して『パンチラ』」
その女の子は、セクハラ親父が発するものと全く同じ類の
ぬふっぬふっという粘着質な笑い声を上げた。
僕が抱いていた、女性に対する全ての幻想が消えた瞬間だった。
アリガトウゴザイマシタ。
今日もアリガトウゴザイマシタ。