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■幸運の人。
2001年11月07日(水)
ある休日の早朝。
寝不足なのに何故か目覚めてしまい、ヒマなので
ふらふらっとゲーセンに行った。

ガラポンがあった。百円入れてぐるっと回して
赤玉が出れば当たり。見事景品ゲットという仕組み。



↑「モモパンダ」というぬいぐるみが
景品になっていたのでやってみる。欲しかったのだ、コレ。

百円を湯水の如くぶっこんでみたのだが出てくるのは
白玉ばかり白玉はハズレなんである。

白白白白白白臼白白…

↑間違い探し。

イラついていたらポンポン、と肩を叩かれた。
振り向くと僕のお気に入りのRちゃんが立っていた。

かなりびっくりした。

Rちゃんは超夜型なんである。
こんな朝の時間にいるのは意外であり
寝惚けた頭に美少女のアップは刺激が強すぎた。

「かじりん、な〜に朝っぱらからこんなトコいるのよ」

Rちゃんはニヤつく。そりゃこっちの台詞だ。

「モモパン狙ってるんでしょう」

Rちゃんは僕の好みなどお見通しであるらしい。

「そうなんだが、ハズレてばっかり…。
もう一回やってダメだったら諦めるよ」

最後のチャレンジ、ガラポンを回してみた。

赤玉だった。

「か、かじりん…当たりだよ!」

打ち止めの赤玉じゃないよお〜ぐへぐへ、
等と言うと糞オヤジ扱いされるのでやめておく。

遂にモモパンゲット。抱き合って喜ぶ。
おまけにRちゃんにモモパンを持たせて写真を撮る
はしゃぎっぷりな僕。

Rちゃんが横に来たら一発で大当たり。
この子は幸運の女神かもしれない。

「どうしたのよ、そのモモパン」

家に帰ってから妻に聞かれた。

「ああ、ゲーセンで取ったんだよーん」

Rちゃんと抱き合ってはしゃいだのは内緒。

モモパンどころかゲソパン食らいそうだから。




今日もアリガトウゴザイマシタ。

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