■地獄ゲーセン。
2001年08月25日(土)
ゲーセンは魔窟である。
さまざまな魑魅魍魎が蠢いている。
しかしゲーセン通いが長くなった自分にとっては
そんな化け物たちを見ても最早何も感じなくなっているし
ひょっとしたら自分もそれら魔物一部になっているかも知れない。
しかし慣れないものがたまに足を踏み入れると
驚愕の連続のようだ。
嫁をよく行くゲーセンに連れて行った。
早速あやしげな奴を見つけて言った。
「ねえ、白い手袋してゲームやってる人がいるよ」
「ああ、よく見かけるよ。何かの一部コスプレらしいんだけど。
どうせなら全部コスプレすればいいのにね」
「ねえ」
嫁はまた危なげな奴を見つけた。
「ちょ、ちょっと、何であの人、いちいち靴脱いでゲームしてんの〜!?」
「ああ、彼もよく見かけるけど…さあ、何でだろ」
「怖いよ〜」
そして嫁は遂に最強に危険な奴を見つけてしまった。
「ギャ〜!!あの人、飛び跳ねて歌いながら
ゲームやってる〜!!」
「ああ…彼も時々見かける…。こないだ飛び跳ね過ぎて
天井から下げてる看板に激突してた…
近づかないほうがいい…」
「何なのよ!!このゲーセン!!ヤバイ人ばっか!!」
嫁はとうとう叫んだ。
本人は自覚のないまま、奇特の領域入ってしまっている彼等…。
僕も気をつけたいと思う。
セーラー服を着て逆立ちしてゲームするのは、
やめようと思う。
今日もアリガトウゴザイマシタ。
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