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■イソップ!
2001年06月26日(火)
先週母親がブドウをどっちゃり送りつけてきたのであるが
ひとつ困ったことがあった。

僕はブドウが嫌いなんである。

会社に持っていったり、彼女が毎日ひとりで食べたりしてるが
まだまだ沢山残っている。

「アナタは全然食べないし、何とかしてよっ!」

彼女がキレ出したので何とかすることにした。

僕のお気に入りの女の子Rちゃんにでもあげることにしよう。
あげるついでにちょろっと一緒に遊ぼう。
などと企み…

「Rちゃん、君、ブドウ好き?」

「大好きっ!」

「じゃあ、明日持ってくるから、いつものゲーセンにオイデ」

ということで次の日、約束どおりRちゃんはゲーセンに来た。

但し、彼氏連れで。

「ひと粒だけ毒入れといたから」

捨て台詞を残し、とっととブドウを渡し、
しょうがないので自前の彼女がいる家に帰ることにした。

…家は真っ暗で誰もいなかった。
そーいえば彼女は旅行に行ってるのだった。

ふん、あのブドウは酸っぱいのさ。
今日もアリガトウゴザイマシタ。

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