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■美少女リターン。
2001年05月30日(水)
友達のRちゃん。
近くのゲーセンの店員で、
スーパー美少女であり僕のお気に入りである。

だが今月いっぱいでゲーセンを辞め、
住んでいるアパートを引き払い
実家に帰ってしまうことになっていたが、忙しさのあまり
全然会いに行けなくて悶々としていた。

とうとう夢にまで出てきた。
それもかなりえっちい夢。
彼女がすぐ傍で寝ているというのになんということだ…。
変な寝言を言ってなかったろうな?
冷や汗ものだった。

で、会って来た。

「あ、かじりん、久しぶり〜。私ね、辞めなくてよくなったよ〜」

「なにいいいい???」

要はこういうことだった。
ある事情で今住んでいるアパートを出なければならないのだが、
引越しの金がどうしても工面できなかったのだそうだ。

「でもね、親が出してくれるって言ったから…」

「それを先に言えっ。親が出さなくても僕が出すっっ!」

なんだか全てを貢いでしまいそうな僕。怖いな。

家に帰って彼女にそれとなく伝えた。
あまり嬉しそうな素振りをしないように気を付けて。
ほんとは泣きそうなくらい嬉しいのだけれど。

「あら、よかったねえ〜」

とって付けたような答えしか返ってこなかった。
彼女にとってははまた悩みの種が元通りに
なっただけのようだ。

今日もアリガトウゴザイマシタ。

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