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■凶暴な愛情と猛毒の恋情。
2001年05月25日(金)
例えば僕が仕事のことなどで非常に苛立っていたり
落ち込んでいたりする。

そうすると彼女は

「Rちゃんに会ってくれば!」

と言う。

Rちゃんとは僕が良く行くゲーセンの店員で、
とてもかわいい女の子だ。

「じゃあ会ってくる」

と速攻で行くのではさすがに彼女のカンに触るだろうから
遠慮するが…結局は行くけど。

忙しくて会いにすら行けない日が続くと
パソコンのモニタの前にRちゃんの写真を並べあったりする。

「写真見て元気出してね」

などと言う。

一体彼女の心境はどんなものなのだろうか。
自分では僕を慰めることはできないとでも思っているのだろうか。

そうであれば僕が彼女の立場だったら

「とっととその女のところに行けば」

と突き放すだろうに。
自分ではなく他の人でないと慰められたり癒されないというのであれば、
その人にとっては自分は不要の存在だ。

僕には分からない。
後で大きなしっぺ返しを食らいそうで怖いんだけど。

それともそんなひたむきな彼女に
振り向いてやるべきなんだろか。

いや、してるつもりなんだけどさあ…。
今日もアリガトウゴザイマシタ。

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