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■母参上。
2001年05月05日(土)
母親参上。
昨晩栃木のイナカからやってきた。
僕が会社から帰るよりも先に僕のアパートに着いているので
電話をしてみることにした。

「もしもし、俺だけど〜」

「はい、お母さんだよ」

…なんとなく声が違うような気がする。

「もしもし、母さん?」

「あきひこ?あきひこなの?」

僕はカズキである。

…番号間違えた。なんか最近疲れていて何もかもダメである。

ごめんなさい。あきひこ母。

家に帰ると母と彼女が鎮座していた。
彼女と一緒に生活をすることになった部屋を見るのは初めてだ。

「あれま〜部屋キレイになってるんじゃねんけ〜」

彼女も親が来ると言うので気になって掃除をしてたらしい。
とかいって僕は何もしてないのだが…。

「ちょっと!この写真の女のコ!誰!」

僕のお気に入りの女の子、Rちゃんの写真を目ざとく見つけた。
しまった。隠すの忘れてた…。

彼女はというと…力なくヘラリと笑って

「…愛人」

とコメントした…。母の目が白黒していた。

まるで部屋に隠してあったエロ本を母親に見つけられた
中学生の気分。まさかこの年になって…。

今日もアリガトウゴザイマシタ。

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