■川島ナオミズム。
2001年04月16日(月)
「ワイングラスが欲しいの」
「何に使うんだよ」
「ワインを飲むのに決まってるでしょ」
「え、お前が?」
「寝る前に飲みたいのさ。うふ」
彼女がそんなことを言い出した。
今まで酒なんてほとんど飲まなかったくせに。
大人の女ちっくなことをしてみたいお年頃なんだろうか。
生憎、僕にも晩酌の習慣はないので
ワイングラスなどという大人チックなものはない。
そういう訳で買って来た。
「ナイトガウンにワイングラスを傾け窓から
夜景を眺める…お約束のエロいイメージだよね」
「でも2階の六畳一間だし。隣は都営アパートだし。
ナイトガウンじゃなくてジャージだし」
新品のワイングラスをいじくりつつ現実とイメージの差が
どんどん離れていく。
100円でショップで買ってきたものだから無理もないか。
ワインをちびちび飲りながらにへにへする彼女。
頬が真っ赤。大人の雰囲気の雰囲気を醸し出すどころか
まるで雪国の子供みたい…なんてことは言えない。
ほっとこ。
今日もアリガトウゴザイマシタ。
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