夜中に飢えが襲う。食べ物でもない。飲み物でもない。人、だ。今すぐに声が聞きたい。かなうことは無いが、人肌を感じたい。抱きしめられたい(経験は皆無)恋愛感情ではない、ただの、性欲だ。やさしすぎる友人に、選択を渡した。期限を切らなかったことに、いまさら後悔しても遅い。優しすぎるから。なおさら大切にしたい。でも、この夜中に声が聞きたい。この世界に、誰か味方がいるのだと、感じたい。飢えは、増すばかりだ。破滅の足音が、聞こえる。