人生事件
−日々是ストレス:とりとめのない話 【文体が定まっていないのはご愛嬌ということで】
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視線は気のせいでなかった。
発達の遅れのある児や、場慣れしにくいなど対応に難しさのある児と、その親のための育児教室の運営をしている。コース制の、開催回数がちょうど半分になった前々回くらいから、ひとりの男の子の視線を、やけに感じていた。自分も子どもだというのに、子どもが苦手で場慣れするまでに時間のかかる、もうすぐ3歳になる男の子。同じ教室の中でも、スタッフには担当児がいて、あいにく私は彼の担当ではなかった。なのに、やけににこにこと、近づいてくるわけではなく、抱きついた母の肩口からそっと私のほうをのぞいて笑う彼。
今日、彼のお母さんが他スタッフに言っていたそうだ。「最近、『黄色の人の隣に行って』って言われるんです。好きなんだそうです」。『黄色の人』=『黄色のエプロンをしている人』=私。
あなたと私の間には多くの障害がね、とそっと囁きたくなった、晴天の日。
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