人生事件  −日々是ストレス:とりとめのない話  【文体が定まっていないのはご愛嬌ということで】

日記一覧pastwill


2002年08月04日(日) ボディ・イメージが変えられない

ボディ・イメージって、生きていく上でとっても大事。

辞書でひくと、なんか難しい説明なんですが、私が今日使うのは、「自分の体型をどのように認識しているか」という簡単な意味。
『ボディ・イメージ』という言葉を私が最初に聞いたのは、看護学生時代。肥満とか過食・拒食症の人が、自分の今の体型を認識できていないことが多いという話の時だった。

ボディ・イメージがそれなりに正しい形で自己認識されていないと、困ったことが起こりがちだ。自分が健康的な体型であるのか、それとも太っているのか、それとも痩せているのか、それらを分かっていなければ、より健康的な身体作りをしようとする意力が湧かない。さらに太れば肥満体型、糖尿病や高脂血症などを引き起こされたり、さらに痩せればるいそう体型、栄養失調状態になる。
服のサイズが変わっても、食べる量が変わっても、ボディ・イメージの変化がなされていなければ、自分の体型がどこに位置しているのか自分では分からないのだ。
「ああ、ちょっと太ったかな」「ああ、ちょっと痩せたかな」だけで自分の中で終わってしまうのだ。
本来は、それじゃいかん。

太目から肥満体になったのに、「ズボンにゆとりがまだあるから」なんて言って暴飲暴食を重ねる輩は、己のBMIを計算しなおせと頭はたきたくなる。
ダイエットをして痩せたのに、「まだまだ太っている」とボディ・イメージの書き換えが出来なくてダイエットを続けたりするのは言語道断。

なんてちょっときつめに言っていたのが、ちょっと前までの私。
実は私、2000年の秋から比べて7kgほど体重が落ちていて、さらに細かく言うと、昨年から2kg体重減少しているのです。すでにBMI値は・・・嗚呼。
しかし、私、この自分の今いる状態を数値的には認識していても、未だよく分かっていない部分もあって。
先日遊びにきた短大時代の友人ふたりに、「あんた、痩せたね・・・っつーか、痩せすぎ?」と言われて、まだボディ・イメージの変容ができていないことに気づいた。
洋服買いに行っても、「私には細いわ」と最初から少し大きめサイズを試着してしまったり、「脂っこいものは太るから」と準ダイエット料理を作ってしまったりと、よく考えたら、「あんた自分見てみろ!やせて益々格好悪いわ!」と自分で突っ込みまくりの日々だったことに。

ダメだ、こりゃ。
今までの認識を改めるだなんて、難しすぎると実感。
でもこれも、また保健師として役立てようと目論んでいる。
けど、自分のボディ・イメージを修正できない限り、それもまた計画倒れのような・・・嗚呼。


佐々木奎佐 |手紙はこちら ||日常茶話 2023/1/2




↑エンピツ投票釦
My追加