母は言う。私は強いわけじゃないと。 誰にも聞けないことなのだから、きちんと対応してほしいと。
ああ、私は薄情ものだ。他力本願の無責任者だ。それは事実だ。 ままならない父と妹を抱えて辛かろう。確かに。
金以外の相談に冷たいのもそのとおり。あまり関わりたくないから。 そうやって責任逃れで生きてきたのは否定するまい。ろくでなし。
こういう思考回路では、どんな生活でも幸せと言うものを 感じることはなかろうし。人に与えることもできないし。
私はそうやって、ストレスに潰されて死んでいくのだろう。 親と妹さんの愚痴を聞いて、自分の仕事の苦労を抱え込み。
この家では、誰も幸せと言うものを感じることは無いのだろう。 自分の思い通りにならないと嘆く人しかいないから。
幸せになりたいともしてくれとも思わないが、 幸せにしてあげたいとも思わない。それは基本的に個人の主観だから。
親の思うとおりの娘であれば、少なくとも母は幸せだったのだろうか? 母の喜びが私の幸せなどという娘であれば良かったのにね。
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