親御さん、今日は早々と散歩に出発。繰言と化した配偶者への愚痴を、延々と垂れ流す。娘、返答もせずただ横を歩く。夫婦というものは、お互いを尊敬しあえる関係が理想であると、どこかで読んだ。所詮叶わぬ夢なのだとしか思えないのだが、私には。滴り落ちる絶望が、心の虚をまた少し広げる。そんな心象風景の現在。夢も希望も、人が持つからこそ輝くものなのだね。今日の本 少年サンデー