日々雑感

2003年10月26日(日) 還暦越えと行かず後家

昼下がり、階下より母の声。
「父の着ている服を洗濯したいから、脱ぐよう言え」
それくらい自分で言えと思いつつ、伝言。

往々にして、私は父を軽んじる傾向にある。
口調が普通にけんか腰。
自分がそのように扱われているのを反映しているともいえよう。
子供じみている親子なのだ。

朝酒喰らって酔っ払いの父。布団に寝転んだままで服を脱ぐ。
ズボンを腰まで下げて、仰向けで両足をあげて「脱がして」の
ポーズをとった。オムツ替えのポーズだ。

私は切れた。「ふざけるな、この還暦越え!」
口にした後、流石に反省した。
母への鬱憤を八つ当たりしてるわけだし。
「まあ、こっちは行かず後家だけど」という訳の分からない
弁解をしてお茶を濁した。

当の父は、着替えの服を着ずに布団にくるまって寝た。

家庭は、エゴをぶつけあうことでしか成立しない場所である。
うちの場合は、母の一人勝ちといったところか。


今日の本  フィギュア王、クロワッサン


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