休みゆえ、父も当然家に居る。 母と他愛ない会話を交わしては、笑う。 仲の良い夫婦ではないが、還暦過ぎてもその程度の コミュニケーションは保っている。
10代の私は、そんな両親を見て、 結婚と言うものへの可能性を捨てたのだった。 談笑ができるような性格ではないから。
書店にて、親子連れを見かける。 立ち読みしてたら、ペポンという音がする。 横を向いたら、若い女性が雑誌らしきものを丸めて 兄弟と思われる小さい男の子たちの頭をたたいていた。
全員ほのぼのと笑っているから、お遊びの一種なのだろう。 個人的に、頭をたたくのはどうかと思うが。
夫婦愛も親子愛も知らぬまま死ぬのだ、私は。 今更ながら、そんなことを再確認した一日だった。 やむを得ますまい。自分で決めたことだから。
今日の本 本の雑誌、藤子・F・不二雄短編集
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