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■ 走らぬ名馬
「千代紙貼リマゼ、キレイナ小箱、コレ、何スルノ? ナンニモシナイ、コレダケノモノ、キレイデショ? 花火一パツ、千円以上、ワザワザ川デ打チアゲテ何スルノ?」
太宰治『走ラヌ名馬』
僕はこの太宰の随想を ただ単に彼の芸術論として認識していたのだが、 ふと、太宰にとっては芸術こそ生活であり、 生き方であり、価値基準であり倫理であったと思い、 改めて読んだ。
「そんな生き方が一体なんになるの?」
「ナンニモナラナイ、コレダケノモノ、キレイデショ?」
2003年11月13日(木)
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