一度だけの人生に
ひろ



 学祭

「あきらかに、錯乱、発狂の状態である。
実にあわれなものである。」

太宰治『禁酒の心』より

今日(六月四日)から
わが大学は大学祭です。
普段でも、どこかの店を予約して
お酒を飲んだりすることがほとんどない
わが大学の田舎者学生たちは、
ここぞとばかりにそこら中に
ビニールシートを広げて、
もっぱら発泡酒、缶チューハイ、梅酒など
安価、低アルコールの飲み物を
紙コップ一杯一気飲みをして、
キャーキャー騒いでいます。

まさに錯乱、発狂の態です。

しかし、もしかしたら、
お酒と言うものはあんな風に、
はめをはずして、馬鹿騒ぎして
とにかくケタケタ、キャーキャー笑うのが
本当なのかもしれないと言う気もします。
むしろグチグチと日ごろの不平不満を
言い合い、ため息混じりに、
日本酒、ウォッカ、ウイスキーなどを
浴びるように無節操に飲み干し、
「人生とは何か?」とかを
グラグラの頭で考えているつもりになり、
行き詰って、
ヤケクソになってさらに飲み・・・。
などと言う方が間違っているかもしれません。
いきおいリストカットまで行けば
これは明らかに不健全・・。

僕も、お酒を飲んだら、
あんな風に陽気に、歌ったり、叫んだり、
するようになれたら良いのにな・・・。


2003年06月03日(火)
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