一度だけの人生に
ひろ



 友達?恋人?

「恋人」というものを、
やたらと「友達」とかけ離れた存在として、
彼女が考えていることは、
前から薄々分かっていたことだった。


「友達からお願いします」
それはそれで良いと思った。
実際、去年の9月後半くらいから、
毎日のように会っていたけれど、
お互い、そんなに深く、相手がどんな
人物か理解し合えているとは
言えなかったから・・・。
と言うよりは、彼女が
僕をどんな奴か
はっきりつかみ切れていないと言うか、
満足しきれていないと言うか・・・。

こういうことは、
どれくらい分かれば十分とか、
完璧とか言う事じゃなくて、
与えられた情報で満足できるか否かの
問題だから、会話をどれだけしたかとか
どれだけ長い時間一緒にいたかとか言うことは
ある意味、関係がない。

ああ、つまり、何が言いたいのかというと、
僕の彼女への想いと、彼女の僕への想いに
けっこうなボルテージの差があると言うことです。

それは別に良いのです。
いや、「良い」って言うといいすぎだけれど、
今はそれでも良いんです。

しかし、一つ不安が生まれました。

「【友達】からお願いします」

「束縛とかあんまりしないで、
【友達の】の延長みたいな感じで、
長くお付き合いできないかなぁ?」

友達・・・・。
まさか、本当に、僕は「ただの友達」と
しか想われていないのでは・・・。

遠距離恋愛であることを考えれば、
一方が一方を「ただの友達」だと想って、
付き合うことなんて、不可能です。

彼女は、もともとメール不精な人で、
5時間も6時間も経ってから、
返事が来るようなことは当たり前で・・・。
それもあって僕の不安は募り・・・。
ついに耐えきれずに、電話しました。

「もし僕が誰かに【彼女いる?】って
訊かれたら、僕は何て答えたら良いのかな・・・?
逆にDさんは誰かに【彼氏いるの?】って
訊かれたら、
何て答えるのかなぁって思って・・・」

『え?いるって
答えるけれど・・・。悪いかなぁ??』

「・・・・・・(驚&嬉)」


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三日目から
こんなことで、悶々としているようじゃ
だめなのかな・・・。

まぁ遠恋ってことを考えると、
けっこう重要なことなんだけどさ・・・。

2003年02月24日(月)
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