一度だけの人生に
ひろ



 新ハムレット−3−

−1−で書いたDさんに、
その話が発覚してから、今日初めて会った。

どんな風だろうかと言う心配・不安が
あったのだけれど、以前と違った風には
全く見えなかった。

彼女の姿、笑顔を見ていると、
嬉しいような悲しいような、
思わず涙が出そうになりました。
こう言うのを連鎖鬱と言うのでしょうか・・・。
どうも今回のことと、
今までの「心の病」の友人達のことを
思うと、たまらなく悲しくなってきて、いけません。

「お前の身勝手な感傷だ!」
っと人は、言うかも知れない。
それは、そうなのかもしれません。
でも、そう言われてしまうと、僕は
人間の哀れみや優しさや思いやりと言うものの
実体が、全部わからなくなります。

人間、一度関わりを持ってしまったら、
決して放っておくことは出来ないもの。
そうでしょう?

どうせ僕には、
やりたいことも、目指すものも、欲しい物も
何もないんだ。
これからの人生に、これと言った目的は無いんだ。
だったら、みんなの為に使いたい。
と言うようなことを大まじめで思うときがあります。
「いい気なものだ!ポーズだ!何様だ!」
と言われます。
悪いことらしいです。僕にはわかりません。

わからない。
生活の不安、淋しさ、疎外の恐怖。
僕にはこれが人生の最大の困難に思えるのだけれど、
それらみんな、僕らみんなで、僕と、僕の友達みんなで
助け合っていけば、なくなるんじゃないか。
みんな出来ないと思ってる。どうして出来ない?
わからない。



2002年11月16日(土)
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