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■ 繰り返し、繰り返し
一瞬です。 何も、何一つ、ありません。
振り返ってみると、何もなかった。 などと言えるくらいでは、それでもまだ、 何かあったのでは?と思ってしまいます。
振り返ってみると・・・わからない・・・。 こうなると、「本当になんにもなかったのか・・」 と言う実感が薄ら寒い感じで、 襲ってくるものです。
自分は、自分を本当に傲慢だと感じる時が あります。しかし、それだからと言って、 自分が何を得てきたのかと考えると、 特に、何も得たものはありませんし、 今となっては、むしろ、失ったものばかりの ような気がします。
ある時は、ニコニコ愛想良く振るまい、 ある時は、ブスッとした悪い態度をしています。 いえ、これは別に気分が、 どうこうという問題では、自分の場合、 ないのです。 加減が分からないのです。 どれくらいが適切なのか、 分からないのです。
『不仕合わせである、と思った。 人、皆、私を、まだまだ幸せな方だよ、と評した。 私は気弱く、そうとも、そうとも、と首肯した。 何が不足で、あがくのだろう』
太宰治 『懶惰の歌留多』
2002年10月14日(月)
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