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■ a false show of power
気取るということはあさましい虚勢である
「一人じゃない喜び」 という言葉があるが、 生まれてこの方、そう言う喜びを 感じたことがない。 誰かと一緒にいても自分は一人 そう言う感覚が自分の中では強い。 もし、誰かと一緒にいて 一人じゃないって感じられる 人間を挙げろと言われたら、 姉弟くらいだろうか・・・。
姉弟はずいぶんと良くやっている。 姉は俺と年齢が一つしか違わないけど、 しっかりしているし、俺は尊敬している。 弟は勉強は自分よりできないかもしれないけど、 あれはあれで俺よりずっと立派だ。 そりゃ二人とも色々と悩んだり、 迷ったりと言うことはあるだろうけど、 それでも毎日の生活に正直に、そして その生活を楽しむことが出来ているようだ。
兄弟の中で、俺だけが虚勢と見栄と体裁ばかり 繕って、実際は何の中身も取り柄もないし、 毎日の生活を楽しめてもいない。 いたずらに 自分を卑下しようとしているわけではない。 本当にそう思うのだ。 確かに卑屈なのかもしれないけれども、 こんなに卑屈なのも俺だけだ。 この間実家に帰ったとき、 弟に言われた。 「兄貴は見た目ばかり気にしている」 その時はただ単に、言葉通りに 外見の話だったのだけれど、 俺はドキッとした。
少しずつ、姉弟にも虚勢を はるようになったような気がする。
虚勢と体裁、見栄は 信用、信頼って言う言葉と呼応する。 特に意識しなくても、人との関わりにおいて 一線を画そうとしているし、画している。 俺は他人を信頼していない。 誰も信用していない。
そんな俺が 「一人じゃない喜び」が欲しいと 願っているのは買ってもない宝くじが あたって欲しいと願うようなものだと言うことは 分かっている。 ポカンと口をあけて待っていれば、 上から落ちてくるものじゃないってことは 分かってる。
勇気を出して一歩踏み出せばいい 自分に自信を持って。
簡単に言わないでよ・・・
2002年05月21日(火)
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