平山相太の評判が悪い。彼の言動は、スポーツマスコミに叩かれ続けている。才能はあるが、伸ばしきれていない、サッカーへの取組みが甘い、真剣さが足りない・・・筆者は平山に直接会ったことはないし、身近で取材したこともない。だから、平山がどんな資質の持ち主なのかわからないのだが、スポーツマスコミの報道のとおりならば、たいへん残念なことだ。
平山が注目を集めたのは、高校サッカーの強豪・国見高校時代だった。国見高校といえば、高校サッカーの理想の指導者といわれる某監督の存在で知られる。国見高校の某監督を悪く言うスポーツマスコミはないし、その指導ぶりに批判はない。
平山が国見高校出身であり、同高校の有力選手だった。平山は、高校時代、某監督の指導を受けたのだ。平山が某監督から指導を受けながら、サッカーに対する取組みに甘さがあり、真剣さが足りないわけは、間違いなく、高校時代の某監督の指導に問題があったからだ。某監督が平山にサッカー選手としてというよりも、高校生として、きちんとした教育をしていれば、いまの平山は存在していない。某監督は、平山を甘やかしたか特別扱いをしたに違いない。
筆者は平山を育てた某監督の指導力に疑問をもっている。平山を批判するのならば、某監督を併せて批判すべきだ。その某監督が参院選に出馬するという。
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