Sports Enthusiast_1

2006年11月26日(日) 横浜FC、J1に昇格

25日、横浜FCがJ2で優勝した。おめでとうございます。思えば、このチームの前身は横浜フリューゲルスだった。フリューゲルスは、横浜マリノスとの合併で消滅したのだが、フリューゲルス・サポーターがチーム存続を求めて設立した市民クラブ。チーム発足から8年(J2参戦6年、JFL2年)で悲願を達成した。

J2の試合はまったく見ていないので、横浜FCの試合ぶりはわからないのだが、三浦カズ、城、山口らのフランスW杯日本代表が現役で活躍していることは知っている。監督は現役時代、アジアの大砲と呼ばれた高木琢也氏だ。発足当時、このチームの台所事情はかなり苦しかったと聞いていたが、関係者の努力でベテランのJ1選手を集め、戦力を整備してきた。中田英が所属していた英国プレミアリーグのボルトンも各国リーグのベテランを再生してチームを強くしたので、横浜FCと似ているかもしれない。

有名ベテラン選手に注目が集まりがちな横浜FCだが、このチームで最も注目されている選手の1人がGKの菅野孝憲だ。セーブ率0.94、1試合平均失点 0.68 と横浜FCの堅守を支えている。身長179cmとGKとしては小柄だが、川口二世の呼び声も高い。ユース代表などの経歴はなく無名に等しいのだが、筆者は菅野のJ1でのプレーに期待をしている。ひょっとすると、久々にGKのニュースターが誕生するかもしれない。来年が待ち遠しい。


 < 過去  INDEX  未来 >


tram