Sports Enthusiast_1

2006年10月21日(土) ハードスケジュール

サッカー日本代表の遠藤(G大阪)が肝炎で倒れた。巻(千葉)も下半身にガタがきている。浦和の坪井は長期離脱、長谷部は故障でリーグ戦を休んだ。

故障の原因の1つは、Jリーグの夏場の日程は異常さだった。Jリーグが真夏に週2回で試合を組み、東アジアクラブ選手権を入れ、協会が代表戦を入れた。サッカーは、真夏にやるスポーツではない。いくら、06年がW杯イヤーだとはいえ、選手を追い込みすぎれば、ケガ、故障につながりやすい。

9〜10月にはリーグ戦の合間に協会が親善試合を組み、アウエーのアジア杯予選を入れた。Jリーグはカップ戦(ナビスコ杯)の予選が入った。代表選手は満身創痍、体調を崩したり故障が完治しないまま、試合を続けている。

過剰な試合が選手を鍛えるのか磨耗させるのか――筆者にはわからない。プラスになることを祈りたいのだが、Jリーグ、協会はもう少し考えたほうがいい。下手をすれば優秀な才能を失う可能性もある。


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