オランダリーグ1部のヘラクレスの平山が解雇された。理由は、必死さがない、というもの。報道の通りなら、平山はオランダリーグを舐めていたことになる。平山は、直前の当コラムで書いた大久保(C大阪)と同じく、長崎K高校出身で、K「名監督」の指導を受けた。高校時代から才能を発揮し、ワールドユース代表等で活躍し筑波大進学後、中退してオランダに行った。平山も大久保も才能のある点、及び、サッカーに対する姿勢に問題がある点で共通する。平山の解雇理由が報道のとおりならば、高校時代、彼も指導者からサッカーに対する取組み方を学び損ねたということになる。 長崎K高校がサッカーの名門校ならば、才能のある高校生を甘やかさないでいただきたい。彼らの人生は長い。高校時代の指導者が、高校生に向けて、人間として生きる術(すべ)を教えないから、大久保や平山のような、いい加減な若手選手が出てきてしまうのだ。 マスコミはK監督のサッカー以外の指導法を正しく取材し、この監督が真に名監督、名指導者であることの確証をつかんでから、そのように報道してほしい。この二人の若手サッカー選手の大馬鹿ぶりを見る限り、結果として、K監督の指導法に問題があるといわざるを得ない。誠に残念というほかない。
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